今年も紙片にほぼ毎日いて、店休日は制作物のことでよくあちこちにいた。
あちこちで忘れてしまうような景色をたくさん撮って、たくさんのことを忘れた。
写真は全然うまくならないのに、自分だけの記憶の引き金になればとなんとなくカメラを持ち歩いてる。
思い出せないことの方が多いけど、この光景は2019年のある瞬間たしかにあって、そこを通り過ぎた。たぶん。
今年もよくサボったし、嘘もたくさんついたかもしれないけど、
正直にしかできないことや、その瞬間全力を尽くせたことも多かった。
来年のことなんて勿論わからないし、明日の夜どうしてるかもわからない。ただ、また正直に全力でやることがどれだけ小さくてもあるといいな。
ここから先は今年撮った断片的なもの。
サビのない歌、サビのない寿司、頼りないものをただたくさん並べてみた。
たくさんたくさん並べたから量でごまかせてるんちゃうかな。
僕の写真って見せられてもどうしようもないような、何を撮りたかったのかわからないものが多いと思うけど、自分で見ると写っている周りのことをたくさん思い出せて、いい年だったんだなと感じています。
じゃあね。また来年。